レコード大賞 服部克久苦言?AKB48 2連覇 レコ大を振返って
「第54回 輝く!日本レコード大賞」が12月30日に開催され
最優秀新人賞は「家入レオ(18)」(現役女子高生)が受賞。
特別賞を受賞した「きゃりーぱみゅぱみゅ(19)」は
ツイッターで急性声帯炎と明かして心配されていたが
レコード大賞スペシャルメドレーを披露した。
そして大賞はAKB48の「真夏のSounds good!」が受賞した。
レコード大賞といえば、昔はNHKの『紅白歌合戦』と
肩を並べるくらいの(視聴率は別にして)音楽界の一大イベントだった。
誰が大賞をとるかの話題で盛り上がったものである。
レコード大賞が賞レースとして注目され、話題になっていたのは
いつまでだろうか
人それぞれ意見は違うだろうが個人的には1987年の大賞
「近藤真彦」までだろう。
次の年1988年に、デビューして1年4ヶ月の「光GENJI」が
受賞してしまった。
1989年はデビュー1年8ヶ月の「Wink」
これによってレコ大も格が下がったと言われたわけだが
実はこれが本来のレコード大賞なのかもしれない。
レコード大賞=その年で一番レコードが(今はCDだが)売れた
楽曲にたいして、贈られる賞。
そう初めから、決めていれば良かったのかもしれない
だとすると、1994年のMr.Childrenからは、CDのセールスを
基準にして決めている部分が大きいという事だろう
レコード大賞もいろいろと迷走していた時期があり
1990年、1991年、1992年の3回については
大賞が歌謡曲・演歌部門とロック・ポップス部門の2部門制に
なったこともあった。
今年で2年連続の受賞となったAKB48はレコ大の記録的には
1982、1983年連覇の「細川たかし」
1985、1986年連覇の「中森明菜」
1996、1997年連覇の「安室奈美恵」
と並んだことになる。
AKBは、来年2013年レコード大賞も受賞できるだろうか
3連覇を達成しているアーティストは
2001年~2002年3連覇の「浜崎あゆみ」
2008年~2010年3連覇の「EXILE」
しかいない。
大賞を受賞したAKB48の「真夏のSounds good!」の
CDセールスは182万枚と他を寄せ付けない
強さだった。
渡辺麻友は、昨年の受賞時に涙を流さなかったが
今年は涙。
次世代エースとしてプレッシャーと戦ってきて結果を残せた事が
喜びの声と号泣に繋がったのだろう。
最後に…
大賞にAKBが選ばれる際、作曲家・服部克久氏が
「これが今の歌謡界の現状で…」と発言。
これを日本音楽業界を憂う言葉だと
ネット上では賛同する多数の声があがっていて
AKBファンからは「暴言だ」との声もあがっている。
2012-12-31 01:08
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